2025.7.1New
【第53号】地域循環経済でつくる神戸の未来

今月(7月)から、JR神戸駅北側にある湊川神社の地下にある『神戸駅北駐車場(収容台数171台)』の管理・運営を弊社イーエスプランニング(P-CLUB)が行うこととなりました。現在準備段階として、出口配置変更・LED照明工事・トイレの改修工事が進み、その後再オープンとなります。
2023年9月に『生田神社様の駐車場』の管理を任せて頂き、まもなく2年を迎えようとしています。お陰様で利用者も増え、照明工事・防犯カメラ工事が行われ、安心・安全な駐車場として進化しています。弊社としてこの二大神社の駐車場を運営させて戴くことは大変光栄なことであり、全力を挙げより使いやすい駐車場として改革・改善、事故・トラブルの防止に努めていこうと全社で取り組んでいます。
『駐車場から神戸を元気にしよう』弊社が駐車場運営を通して目指しているテーマです。地域資源を駐車場として活かし、神戸コミュニティーの皆さんが支払われた駐車場代金が神戸コミュニティーの中で循環し、消費され、再投資されます。このように駐車場は非常に分かり易い『地域循環経済モデル』です。 神社の場合、更にモデルは明確になります。駐車場に限らず『地域内経済循環モデル』がたくさん動いている地域は豊かになります。地域の富が外部に流出している(例えば神戸コミュニティー以外への支払い)地域では循環する金額が減少し、やがて衰退。東京一極集中が加速します。
『駐車場から神戸を元気にしよう』弊社が駐車場運営を通して目指しているテーマです。地域資源を駐車場として活かし、神戸コミュニティーの皆さんが支払われた駐車場代金が神戸コミュニティーの中で循環し、消費され、再投資されます。このように駐車場は非常に分かり易い『地域循環経済モデル』です。 神社の場合、更にモデルは明確になります。駐車場に限らず『地域内経済循環モデル』がたくさん動いている地域は豊かになります。地域の富が外部に流出している(例えば神戸コミュニティー以外への支払い)地域では循環する金額が減少し、やがて衰退。東京一極集中が加速します。
神戸コミュニティ

1980年代、神戸が一番輝いていた時代には大・中・小様々なモデルが神戸コミュニティーの中で回り、地域を潤し、豊かさをもたらしていました。経済的合理性を基に社会的な分業が進み、すべてを地域で賄うことはできません。ただ、コミュニティー型ビジネスでは、地域内で活躍している企業が沢山あります。自分たちで地域内経済循環のサイクルを回し、コミュニティーを豊かにしていく。神戸がそんなモデル都市になれば素晴らしいと思います。駐車場だけでなく、地場産業、地域資源活用ビジネス、これら地域経済循環を起こし育てるのは、実は消費者・生活者である私たちなのです。
2025年7月吉日
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